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命名の苦悩 : (2012/09/24)
プログラミングとは、即ち命名であると誰かが言っていたかと思いますが、適切な命名はプログラムの理解を容易にし、逆に不適切な命名がプログラムの理解を困難にするということに異論は無いかと思います。

機能やデータに対して「これ以上の物は無い」くらいに適切でふさわしい命名を行うことにこれまで多くの心血が注がれてきたことでしょうが、しかしながら言葉は万能では無いため、場合によっては機能、データを適切に表現できる言葉が世の中に存在しないことも有り得るわけです。
実際に多くのプログラマが「近いけどしっくり来ない」変数名、関数名、クラス名を苦悩の末に名づけた経験があるはずです。

ならば逆転の発想として名前を先に考え、その名前に合致するように機能やデータの設計を行えば前述の問題は解決します。
このような「名前ありき」な手法そのものは、企画等の分野では特に珍しくもありませんが、その手法をそのままプログラミングに導入しようという話です。

さて、このプログラミング手法に何か適切な名前を考えてみたのですが思いつきませんでした。
やはり手法より先に名前を考えるべきでしょうね。

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